「三月」
作詞:右季 / 作曲:わたしょ / 編曲:右季・わたしょ
さよならの後で眠った午後
置き忘れてきた日々にいるみたい
見慣れた窓辺には スミレの花より
不器用に はしゃぎあう 僕らがいた
夢中で また 笑って 君の事
遠くても この部屋で 想い描くよ
どうしようもなく悲しい時に歌を
追いかけて 唇 震わせていたね
もう少しだけ 覚めない夢にいたい
ゆるやかに続いてた 雨のように
「分かって」と言って ついた君の嘘
今になって気付く口癖だった
変わってしまったのは、僕だって
そう知って 手をあてた 硝子の向こう
どうしていても零れる涙だから
透き通り、褪せないままの君だから
もう少し 目が覚めても此処にいてよ
過ぎていく 時間さえ 止めるように
どうしようもなく優しい君の声が
突き刺さる 春の日に咲いてるから
もう少しだけ 覚めない夢にいたら
出ていくよ 三月の明けた空