・左から
福島県庁
保健福祉部
こども未来局 こども・青少年政策課
贈呈式にて
保健福祉部こども未来局 須藤浩光局長
キリエ Produce,鍵盤.わたしょ
キリエ ヴォーカル.右季
【成果報告】
2016年5月20日。
クラウドファンディングを終えて約一年となるその日、
キリエのメジャー1stシングル
『バタフライ』の収益金(キリエに分配されたもの)の寄附、
キリエのメジャー1stシングル『バタフライ』200枚、
ロックバンド“零”のシングル『フリージア』200枚、
計400枚のCDの寄贈をさせて頂きました。
(贈呈式にはプロジェクトを代表して右季とわたしょが出席)
このたび寄附を致しました、
『東日本大震災ふくしまこども寄附金』は、県が設立した寄附の窓口で、寄附金は東日本大震災で親御さんをなくした子どもたちのために使われます。
こちらの窓口ですが、
プロジェクトの発足当時から新聞の記事などでキリエの応援をして頂いております、
福島民報社の文化部さまから紹介をして頂きました。
クラウドファンディングのページにもある通り、
キリエは、福島に縁のあるインディーズのクリエイター達によって結成したプロジェクトです。
キリエのクラウドファンディングのページや、政府広報オンライン『未来へススモーション!!新しい東北』のキリエの出演回のページなどにも記載してある通り、
《未来へ進もうとする福島の力になりたい》という思いが、予てから私たちにはありました。
前述の通り、
福島民報社の文化部さまから紹介を頂き、『東日本大震災ふくしまこども寄附金』という窓口をキリエが知ったのは、昨年の事でした。
その後、寄附の申し出をさせて頂くまで、プロジェクトで審議を行ない、
一つの結論に行き着きました。
以下の文は、
県庁の担当の方にもやり取りの中でお話をさせて頂きました、その旨となります。
これからの未来を創るのは紛れもなく、子どもたちです。
境遇によって、その権利を失ってしまう事があってはなりません。
キリエとして導き出した思いと、
プロジェクト立ち上げ当初からの理念。
この二つと、東日本大震災ふくしまこども寄附金への寄附は合致すると判断し、今回の申し出に踏み切りました。
【寄贈について】
上記にもある通り、
今回の寄附と共に、二種類のCDを寄贈させて頂きました。
微々たる力添えの中で寄附の他に、
キリエプロジェクトとして、アーティストとして、
“少しでも、直ぐにできる形の協力をしたい”
という思いから実現を致しました。
キリエの『バタフライ』は、
震災から月日が経った今でも、
故郷の福島やそこに住む人たち、そして子どもたちを見つめ続けているという思いから。
零の『フリージア』は、
キリエのヴォーカル・右季が震災の当時に抱いた思いから。
※フリージアについて
2016年6月16日に
郡山コミュニティ放送
(KOCOラジ79.1FM)でオンエアされた
キリエのKOCOラジ+ミュージックアワーでの右季のコメント
(要約文)
「フリージアは東日本大震災があった年にリリースした曲なんですけど、その年、零(ゼロ)は二年目のツアーで福島に行くって話になってたんですよ。
福島では秋に2daysライブやるって話になってて、そのうち1日は郡山市の日和田にあるイオンさん(イオン郡山フェスタ店)で無料ライブって事になってたんですけれど。
正直に言うと、僕的には【良いのかな?】って思ってたところもあって。
震災で地元が大変な時にライブやってもいいものなのだろうかと。ちょっとモヤモヤした気持ちでいたんですけれど、実際当日になって、僕すごいビックリしたんですよ。
というのも、震災があった年でみんな大変なはずなのに、ライブやるまでに協力してくれた方々は勿論なんですけど、見てくれた人たちが、とにかく優しくて。
かえって自分らがすごい救われたったいうのはあったんですけど、その中でも、ライブ終わって握手したりなんだりしてる時、全然知らないおじさんが僕のとこ来てくれて、
“がんばれよ!でっかくなれよ!”
みたいな感じで声かけてくれたの今でも覚えてるんですよ。
それって今でも凄い励みになってるくらいホント嬉しかったんですよね。
なので、フリージアは僕と福島の繋がりを改めて強くしてくれた曲でもあるかなと。そう思います」
今回のCDの寄贈を通して、
子どもたちの考えや行動において
どんな形でも一つのきっかけとなってほしい、と願っております。
【県と寄附の現状とこれから】
贈呈式後の歓談の場にて、
福島県の現状や寄附がどう使われていくかなど、改めてご説明を頂きました。
そういった県の姿勢を少しでも多くの方に知ってもらうためにも、
福島発の音楽プロジェクトとして、キリエはこれからも発信を続けていきます。
これからも、よろしくお願いします。
以下は、歓談の際に頂いた資料になります。
・事業報告書
寄附がどう使われていくかや、
取組における現状などが細かく記載されていました。
・事業報告書
4ページ目、5ページ目
寄附に関しての重要なページであるため掲載。
・県の未来的なビジョン図
エネルギーなどを中心に、
復興と新しい福島県を目指し前進をしています。
・福島の名産品やお酒、食事についてのガイドやカタログ
紹介を頂きました。
主に、東京都内におけるお店が中心となっております。